作成依頼

最近ハノイもそうですが、ベトナムに進出しているIT企業は増えています。特にベンチャー系が多いみたいです。僕らよりも若い世代がベトナムIT企業と提携を結んだり、設立している人も増えています。

ベトナム人ですがとてもまじめで日本人に近い性質があります。いや、日本人よりも頑固で一直線かもしれません。さすがベトナム戦争でアメリカを相手に勝利を収めてきただけのことはあるなと感じています。根性がすわっているというか、一本気というか。

東南アジアは基本的に陽気な民族であり、小さいことをあまり気にしない人や時間についてもきっかり守るといった風習はあまり多いとはいえません。その点ベトナム人は違うんだなと実感させられます。日本企業がベトナムに進出する理由の1つは、このまじめな気質にあるんじゃないかと感じている今日この頃です。

ベトナムではITの人材育成に力を入れており、政府も積極的に取り組んでいます。海外からのアウトソーシング依頼も多く、ベトナムIT企業もバンバン人を採用しているみたいです。

僕の勤める会社でもベトナムIT企業にホームページ作成をしてもらっているわけですが、そこはある程度の日本語が話せるスタッフもいますし、また英語を話せるスタッフもいます。そのため指示がとても楽といった利点があります。

さらにホームページ作成は費用が日本に比べて格段に安いことです。日本でもホームページ作成の単価は下がりつつありますが、時給にすると3千円前後なのでやはりベトナム業者には到底勝てない価格となっています。

ただしコミュニケーションがうまく取れなかったり、それなりに語学ができても通じていないといったトラブルも後をたちません。僕の場合、英語でやりとりしていることもあり、その点はわりとスムーズです。

ベトナムのIT関係者は英語が通じることが多いのも特徴です。中には周辺国からベトナムに切り替えたという業者もいるのだとか。タイに発注依頼したいとある業者は「英語が通じなかったので、イメージと全く違うものを納品された」というケースもあるそうです。

ベトナムはITと英語教育にも力を入れていて、さらに最近は日本語を使える人材も増えているのだとか。

ベトナムも日本人にとって仕事がしやすい場になりつつある様子が伺えます。という僕もそろそろベトナム語を習おうかな?と考え中です。英語で用事が足りてしまうので、ついさぼりがちですが。

物価については上がりつづけているので、今後さらに上がることでしょう。